Playper は "紙" を使ったストップモーションムービーです。 コンセプトは「紙だからできること」と「紙ではできないこと」を含めることでした。 切断されたり加熱して燃えていくことは紙の特性であり、 電気が付いたり「キュッキュ」と音が鳴るのは紙ではありえないことです。 全体を通じて家にまつわるモノで統一しようとはしましたが、特にストーリーは設けられていません。

改めて挑戦するのであれば、「ちぎる」表現を上手く織り交ぜたり、 ストーリーを設定して作りたい題材です。

その他の情報

音声はすべて自宅の中で録音しました。戸棚を開閉する音であったり、 キュッキュと音を鳴らすシーンでは風呂釜をこすっています。

• 撮影機材
  • ゴリラポッド
  • FujiFilem (2007)
  • 携帯電話 (録音のため。スマートフォンではない。型番失念)
• 活用したもの
  • A4用紙
  • ライター
  • 懐中電灯

この作品は 2010 年、私が大学学部に在籍しているときに制作されました。 カメラのことも作り方も何もわからぬまま手探りで作ったことを覚えています。 実際の制作時間は編集まで含めて 1 日あるかないか位の期間で作っていますので、本当にワンアイデアの作品です。

編集には大学の演習室にインストールされていた Adobe Premiere を用いましたが、当時の Premiere はまだバージョンが 2.0 でした。 2010 年であれば CS シリーズがリリースされていますが、学科の設立が 2007 年でしたのでソフトウェアが入れ替えられていなかったのですね…。