Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジー が原因の"プチフリ"
OS をインストールした SSD を変更したところ、Windows がプチフリ(断続的にフリーズする、プチ・フリーズ)する現象に遭遇しました。 ハードウェアや、OS・ドライバ・ソフトウェアの組み合わせによって、Windows がプチフリすることがあります。 今回は特に Intel 社の「ラピッド・ストレージ・テクノロジー」が原因となっていたようです。
インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジーSSD が台頭してきたころから SSD ではプチフリが起きることがある言われていましたね。
Crucial CT512MX100SSD1 でプチフリした
Crucial 社の CT512MX100SSD1 に Windows8.1 Pro 64bit をインストールし、 ASRock の Windows8 対応 MB に接続して運用したところプチフリが発生しました。
問題の解決
このときインストールしていた Intel Rapid Strage Technorogy をアンインストールし、再起動をすると問題を解決しました。 マザーボードや関連するドライバ、コントロールチップなどのバージョンとその互換によって、今回のような問題が起こる可能性があります。 換装前の SSD は Corsair 製のものでしたが、そちらの SSD では問題が確認されませんでした。 このとき、マザーボードや関連するドライバ等は変更していませんから、完全に SSD のコントロール周辺に起因する問題であることが分かります。
その他のプチフリの原因
Windows 機では特に、メモリの不具合と HDD からのデータの読み取り待機によってハングアップする傾向にあります(WindowsXP ~ Windows8.1)。 HDD の読み取り大気に関しては 2015 年現在の最新の OS でもってしてもこの現象は発生し、 OS とは別に並行して処理してくれよと思うのですが、なかなか難しいようですね。 またこのとき注意しなくてはいけないことは、HDD の不調によってアクセスが遅れている 可能性がある、という点です。 もしも特定の HDD の読み取りや参照が遅い、などの原因が確認できたら、 まずは重要なデータのバックアップを急ぎ、その後、ドライブエラーのチェックを行うなどの処置を行いましょう。 エラーが確認できた場合、早急にバックアップを取る必要があります。
幸いなことに HDD がいきなりアクセス不能なレベルでクラッシュすることは少なくなりましたね。 目立たないところで進化しています。