和歌山台風被災からの復興

被災現場(1日以上片付けを開始してなおこの状態)

2011年9月頭に発生した台風 12 号によって、私の故郷である和歌山県の町が被災しました。 幸いなことに親戚一同は後になって生存が確認されましたが、 私が過ごした家や周辺はすべて流れ込んだ土砂や流木によって崩壊していました。

復興のため、周辺一帯にあるこれらの瓦礫をとりのぞく作業などに従事しました。 またTwitter によって被害状況を発信していたところ、偶々近隣に空いた土地の所有者と連絡が付き、 交渉して一時的な瓦礫・ゴミ置き場を整備するなどしました。

いくらかの方が亡くなられた中、私の親族が生きていたことも奇跡的な確率ですし、 瓦礫置き場を作れるような出会いがあったことも奇跡に思えます。 現地は悲惨な状態にあり、色々な人の協力がなければ突破できない問題だらけでした。

写真資料は多数残っていますが、数が多いことと一部プライベートの問題があることとで掲載しておりません。 もし学術的な研究や防災のために資料を集めているなどの場合がありましたら連絡をいただきたく思います。 ただし、災害発生直後ではなく2日程度経過した後の写真です。 またプライベートに関する情報が汲み取れる写真等をお渡しすることはできません。

家の中に侵入してきた瓦礫や汚泥
整備し、近隣の瓦礫を集めた土地
片付けが済んだ屋内(結局、後に取り壊しが決まる)